採用と不採用が決まる分かれ道とは

事務職として採用されるためには、面接のハードルをクリアしなければいけません。
他の職種と違い、国家資格のような特別な資格も必要なく、実務経験のある人が優遇されることはしばしばあるものの、未経験の人が絶対に採用されないという職種でもないため、応募者が非常に多くなるのがこの仕事の特徴です。

つまり、面接のハードルを越え採用されるためには、面接官に相当気に入られなければならないということ。
裏を返せば、少しでも気に入らない点があると判断されれば、その瞬間に不採用決定となります。

  不採用になる理由「スキル不足」

面接官が応募者を不採用と決定する要素は、まず、圧倒的にスキル不足の人。
特別な資格は必要ありませんが、事務職に必要なスキルが大幅に不足していれば、採用されることはまずありません。

例えば、コミュニケーション能力。
喋るのが苦手、会話のキャッチボールができない、表情が暗い、そのような応募者はコミュニケーション能力がないと判断されてしまいます。
社会常識や、パソコンを扱うためのスキル不足も致命的です。
電話対応や来客対応もありますから、社会常識は必須。
パソコンも、ワードやエクセルといった基本ソフトのスキルは持っておくべきでしょう。

  不採用になる理由「熱意が足りない」

熱意が足りない、そんな風に面接官に感じさせてしまったら、これも採用は難しいですね。
必死すぎるのもNGですが、受け答えが適当だったり、企業研究を一切しないまま面接に臨んでいたり、逆質問も何も用意していないなどすると熱意が足りないと判断され、不採用が決定的となってしまいます。

応募企業のことを調べ、受け答えの中で、「どうしてもここで働きたい」という意思を示していく。そうすれば熱意は伝わりやすくなります。

「なぜ応募したのですか」といった質問をされた時、「楽そうだったので」とか「他の企業よりも待遇がよかったので」という答えでは採用されません。
これも面接官が好まない答えの例。
つまり、応募動機が不純なのです。

応募動機が不純であると思わせないためには、やはり企業研究が大切です。
その企業にしかない特徴に魅力を感じたから応募したという内容で答えられれば、応募動機に納得してもらえるはず。

ただし、その魅力は給与や待遇などではなく、社風や企業理念などに焦点を当てるべきで、仕事内容に触れる場合でも、「自分を成長させられると確信した」などと、ポジティブな応募動機を述べるようにするといいでしょう。

  採用になる理由「人柄が魅力的」

事務職は、時に企業の顔となるお仕事。
だからこそ、面接官はとても厳しくチェックをします。
極端なスキル不足ではない限りは人柄で採用されることもあるでしょう。
逆に、スキルはあるのに面接でイメージを損ねて不採用となるのはもったいないので、そのあたりの対策はしっかりと行った上で面接に臨むようにしてください。